遺品整理を行う場合の進め方とは
2022.09.20
遺品整理を行う場合の進め方は、まずスムーズに遺品整理を行うための計画を立てることをおすすめします。
遺品整理は、どんな方でも思っていた以上の時間を要するもので、簡単に終えるのが難しいものです。そのため、いつから始めて、いつまでを目途に終えるのかということを決めたうえで、おおまかなスケジュールと段取りを決めておくと、比較的スムーズに遺品整理を進めることができます。
遺品整理の段取りとしては、まず遺品の仕分けと分類を行うことが大切です。
どのように仕分け・分離していくのかというと、故人の貴重品、思い出の品、破棄するもの(再利用できるもの)に分けていきます。
故人の貴重品は、勝手に処分したり分けることのできないもの(銀行の通帳やカード類、身分証明書、貴金属類や不動産の権利に関するものなど)で、法的な手続きが必要な場合も多く、その手続きには期日があるものもあるので、遺品整理を開始する前に調べておくことが大切です。
思い出の品は、故人の思い出だけではなく、遺品整理を行う家族にとっても思い出の品となるため、アルバムや日記、故人が愛用していたものなどは、親族で形見分けができるようにリストアップしておくのもおすすめです。
破棄するもの(再利用できるもの)は、家電や家具類、書籍や衣類などがあり、形見分けできるものは形見分けをし、再利用できるものはリサイクル業者に依頼、破棄するものは不用品回収業者に依頼して引き取ってもらうようにしましょう。
このように、遺品整理を行う場合の進め方は、ただ漠然とかたずけていくのではなく、計画を立てて行うことが大切です。